ウェブサイトのセグメント分析

 

シミラーウェブのウェブサイト・セグメント分析機能を使って、より柔軟な競合分析ができるようになります。任意ウェブサイトのページ・サブドメイン・フォルダでセグメントを作成し、さらにそれを、同一指標、同一手法で収集されたデータに基づいて、カテゴリ・ビジネスライン・トピックごとに比較することが可能です。

セグメント分析を正しく行って、見えていなかった顧客の需要を表面化し、自社のマーケティング予算を最適化しましょう。

本ガイドでは、複数のセグメントを詳しく分析することで自社ビジネスが生み出すバリューを最大化する方法について下記のポイントで説明します。

  • ウェブサイトのセグメント分析機能の活用例
  • ウェブサイトのセグメント分析機能を活用すべきプロフェッショナル
  • ウェブサイトのセグメント分析が利用可能な製品内セクション
  • ウェブサイト・セグメントの作成方法
  • ウェブサイトのセグメント分析で得ることのできるインサイト例 

ウェブサイトのセグメント分析機能の活用例

ウェブサイトのセグメント分析は、主に下記4つの活用を想定しています:

  1. カテゴリ/ビジネスライン – 例えば、tesco.comの「飲料」などの特定カテゴリや、OTA・メタサーチ・旅行系サプライヤーにおける「フライト」など特定ビジネスラインのパフォーマンスを理解できます。シミラーウェブを使った分析では、同一指標、同一手法で収集されたデータに基づいた、いわゆる「Apple to Apple」の比較分析ができることが最大の強みの一つです。

  2. ブランド – 例えば、リテールサイトであればsephora.com内の「Dior」、旅行エージェンシーであればbooking.com内の「MGM Resorts」、テレコムであればVerizon.com内の「Samsung」など個別ブランドのパフォーマンスを理解できます。

  3. トピック – 例えば、cnn.com内で「トランプ大統領」「コロナウイルス 」など特定のニュースやトピックに関する注目や関心の高さを理解できます。

  4. コンバージョン目標 – コンバートされた訪問(Thank Youページに至った訪問者など)や、購買プロセスを完了した訪問など、コンバージョンの主要KPIを理解し、セールスファネルの全体的な理解に役立てることができます。 

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ページのパフォーマンスを測る指標について、作成したセグメント全体の変化を観察してインサイトを得ましょう。指標やその変化から、機能している部分とそうでない部分を理解することができます。

例えば、Asos.comに関してセグメントを作成する場合は、「Missguided(ブランド名)」+「dress(カテゴリ/ビジネスライン)」+「satin(製品タイプ)」などの要素を含めることができます。

ウェブサイトのセグメント分析機能を活用すべきプロフェッショナル

ウェブサイトのセグメント分析は、あらゆる粒度でカスタム設定することができます。例えば、サイトへのトラフィックシェア0.1%以下など、非常に細かい粒度で作成することもできます。

「カテゴリ/ビジネスライン」「ブランド」「コンバージョン目標」で行う分析は、特に次の業界および役職の職種のプロフェッショナルにとって理想的と言えます。
【業界】リテール、CPG、トラベル、テレコム、金融サービス、代理店、投資関連
【職種】データアナリスト、BIスペシャリスト、マーケター、セールスマネジャー

また、「トピック」は、特に次の業界およびプロフェッショナルにとって利用価値が大きいセグメントです。
【業界】パブリッシャー、メディア
【職種】マーケター、PR 

ウェブサイトのセグメント分析が利用可能な製品内セクション

ウェブサイトのセグメント分析は、製品内、下記の場所で利用可能です:

  • [リサーチ] → [サイトのセグメント分析]

  • 左側のサイドバーからもアクセス可能 

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ウェブサイト・セグメントの作成方法

作成を始める前に、まずは分析したいウェブサイトのフォルダ構成を把握します。例えば、「boohoo.com/womens/dresses」は女性向けドレスのフォルダを指します。つまり、ドレスは「womens」フォルダ内にあるという理解になります。また、「Evening Dresses」更にこのフォルダ内のサブフォルダということになります(boohoo.com/womens/dresses/evening-dresses)。

サイトのURL構成を確認したら、「新しいセグメントを定義する」をクリックし、分析したいウェブサイト、セグメントタイプ、セグメント名を入力します。

続いて、セグメント・ルールの設定画面が表示されます。 

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まずはじめに、分析対象としたい国フィルターを設定することを忘れずに行いましょう。デフォルトでは米国に自動設定されています。

次に、セグメント・ルールを決めます。追加できるルールは次の2種類です:

  • [ストリングを1つ以上含む] - ウェブサイトのフォーマットに基づいて、1つあるいは複数のストリングを追加できます。例えば、macys.comで「スカーフ」のカテゴリを分析したいとします。その場合、「scarves」「scarf」の語句ストリングを含むURLをルールとして追加します。その際には、[OR] のファンクションを使って両方の語句ストリングを含むセグメントを作成します。

  • [次を含まない] - もう一つのルールとして、例えば、女性向けのスカーフだけを分析したい場合に、セグメントで「男性向け(メンズ)」あるいは「キッズ」などの語句ストリングを含むURLを排除することができます。

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ウェブサイトのセグメント分析で得ることのできるインサイト例 

セグメント設定を完了・保存すると、ウェブサイトのセグメント分析ページが表示されます。右上部から、分析対象国と対象期間を定義しましょう。

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セグメント分析では、次の指標からインサイトを得ることができます:

  • セグメントのシェア – 指定ウェブサイトへの合計訪問数のうち、作成したセグメントへの訪問数 %。この指標値からは、ビジネス全体においてセグメントで指定したアクティビティがどの程度のインパクトがあるかを理解することができます。

  • 平均訪問数 – セグメント内のページを少なくとも1つ通過した訪問。

  • 平均ページビュー – セグメント内のページビュー数合計

  • 1訪問あたりのページビュー – 1訪問で閲覧されたセグメントに含まれるページの平均数

  • 平均滞在時間 – セグメントに含まれるページで、ユーザーが1訪問で滞在した平均時間

  • 直帰率 – セグメントに含まれるページを1ページだけ閲覧した訪問の割合

上記の各種指標は、選択した分析期間に対して算出されます。

作成したセグメントの [分析する] ボタンをクリックして表示されるグラフのセクションでは、該当セグメントへの訪問数推移を理解することができます。分析期間は1ヶ月から2年まで設定することができます。

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インサイト:
直帰率の低いセグメント(ブランド)は、カテゴリ(ビジネスライン)に比べてパフォーマンスが良いということを示唆しています。

プロのヒント:
セグメント分析から得るインサイトを使って、自社製品やブランドが、対象となるオーディエンスにとって高い関連性を持っているかどうか確認しましょう。

こうしたインサイトを日々の業務で活用するには?

  • 正確で俯瞰的な視点でサイト全体を理解し、カテゴリ、ビジネスライン、ブランドへのトラフィック、およびコンバージョン効率を分析する。

  • パフォーマンスを競合ベンチマークして、自社の製品、カテゴリ、ビジネスラインが、オンライン小売サイトでさらに成長できる機会や改善点を見つける。複数のセグメントを作成して、自社と競合でキーとなる指標を定期的に比較モニターしましょう。

  • ビジネスインパクトや市場の変化を数値化して、o自社で実施しているマーケティング活動(プロモーション広告やショッピング関連イベントなど)のパフォーマンストレンドを把握する。さらに、リアルタイムで変化するトピックやユーザー興味の変化を理解し、コンテンツ戦略を調整する。

セグメント分析についてご質問がある場合は、アカウントマネジャーにお問い合わせいただくか、弊社サポートチームへご連絡ください。 support@similarweb.com

 

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