シミラーウェブ vs Google Analytics

ここでは、シミラーウェブが指定のURLに対し示す数値と、そのURL管理者がGoogle Analyticsのような直接計測データツールで確認する数値との間で食い違いが生じることがあるかのという点に着目し、解説します。

詳しくは、こちらのシミラーウェブ のデータメソドロジーにある説明をご参照ください。

1.直接計測 vs シミラーウェブデータ

直接計測のデータがシミラーウェブデータと異なることがある理由

Google Analyticsのような直接計測ツールで得るデータが、シミラーウェブプラットフォームで示されるものと異なる理由は主に3つ挙げられます。

手法の違い

自社ドメインへのトラフィックの分析に際し、多くの企業がGoogle Analyticsのようなダイレクト計測ツールを使用します。どのツールでも用いる技術は類似していますが、そこから得られるデータは様々です。これは、セッションの計算、セッション時間、その他の基本指標において異なる手法を用いているためです。例えば訪問者数の算出では、重複を除く手法を用いるツールもありますが、シミラーウェブでは重複も含みます。ボットのトラフィックを割り引いたり除外したりするツールもあるのに対し、シミラーウェブではそうした処理をしません。

人為的操作

ウェブサイト上で、トラッカーと解析コードは異なる方法で実装できます。多くのツールは不完全な人的要素に依存します。その結果、コードの埋め込みが不適切であったり公開間もないページを丸ごと取りこぼすといったことが生じ、過小報告を導きかねません。ブランド側で他のウィジェット、アプリ、プラグイン、メールクライアントにトラッカーを追加し、他の数値と共にオフサイトの結果へ組み込んだ場合は、過剰報告となる可能性もあります。

整合性

シミラーウェブで示された数値をダイレクト計測ツールで得た数値と比較する場合、設定するパラメータが一致しているか確認する必要があります。

  • 比較している期間は同等ですか?

  • 比較しているデバイスは同等ですか?(例:デスクトップパソコン、携帯端末、またはその両方)

  • 比較している指標は同等ですか?(例:ユニーク訪問者数 VS 訪問者数)

シミラーウェブでは、すべての予測に対し一貫した取り扱い手法を用いており、整合性のとれた統一的な方法ですべてのサイトを計測しています。

2.シミラーウェブと直接計測データを合わせて活用

直接計測データをシミラーウェブと競合させるのではなく、シミラーウェブを補完する形で用いると、すべてのサイトにおいてデータソースをインテリジェント予測に変換することで、バイアスを補正しサンプリングから予測へと転換するのに役立ちます。

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