ユーザーのクロスブラウジング行動におけるパターンや傾向を発見するために、サイトオーディエンスが他に訪問しているサイトを理解し、さらに競合他社に関する興味度合いを測定します。

ターゲットオーディエンスのブラウジング行動を調査することで、ユーザーの意図を評価し、購買ファネルに関するインサイトを得て、新しいオーディエンスを発見し、次なる獲得戦略を策定することができます。自社のサイト、競合サイト、または業界サイト群におけるオーディエンスの関心とユーザー行動を発見しましょう。
オーディエンスの興味に関するインサイト例:
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自社オーディエンスが、購買検討ステージにおいて他に比較検討している製品やソリューションを理解する。
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オーディエンスを共有し合うドメインの中から、トラフィックシェアやエンゲージメントの高いものを参照し、自社オーディエンスのターゲティング拡大に役立てる。
重要
オーディンスの興味はデスクトップとモバイル両方のデータを提供しています。
デスクトップとモバイルの合算フィルター(All Traffic)を適用した際のデータ推計については こちら をご参照ください。
本指標にアクセスして競合や比較対象を設定する方法:
クロスブラウジング行動 セクションのデータ
複数サイトを比較分析する際に表示される「クロスブラウジング行動」セクションでは、プライマリーサイトを訪問する ユニーク訪問者 が比較対象サイトを同日に訪問した割合を表示します。
下記イメージを例にすると、ここでは、cnn.comへの訪問数を母数とする場合にその約11%がfoxnews.comも同日訪問していることを示しています。

Tip
テーブル内のセル上にポインタを当てるとクロスブラウズ訪問率だけでなく、設定している期間における対前期比の変化率も表示され、トレンドを理解できます。
セクション下方へスクロールすると、比較対象として入力したサイト以外に、自社サイトと同日訪問でオーディエンスを共有するサイトの一覧を確認することができます。ここでは、各サイトの cross-visitation percentage and relevance scoreやウェブサイトカテゴリ、global rankも併せて表示されます。

またドメインの上にポインタをあてると、月間訪問数 や会社情報が表示されます。

「全トラフィック」フィルターを適用した場合、重複訪問はどのように算出されますか。
「全トラフィック」フィルターのデータは、デバイス別算出数値の平均に基づいています。つまり、デスクトップとモバイルそれぞれの平均値の合算が「全トラフィック」の数値となります。
クロスブラウジング行動データは、オーディエンスのオーバーラップ機能と何が違うのですか。
本項で紹介したクロスブラウジング行動のデータは、個別ウェブサイト同士で共有されるオーディエンスの比率を理解することができますが、オーディエンスリーチその潜在的な規模は示されません。それに対して オーディエンスのオーバーラップ では任意の最大5サイトを指定して、そのサイト間全体で共有(オーバーラップ)されるオーディエンスの規模を把握することができます。
今すぐ使ってみましょう!ウェブサイト分析 > ウェブサイトドメインを入力 > オーディエンスの興味 をクリック
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